ライク株式会社

インタビュー

『ありがとう』がつなぐやりがい、子どもの笑顔と成長に寄り添う保育の毎日

にじいろ保育園新丸子(2025年時点)
坂井芽衣さん

子どもたちの小さな成長や笑顔に触れ、「ありがとう」の言葉をもらうたび、保育士としてのやりがいを実感する。「にじいろ保育園新丸子」で2歳児クラスを担当する坂井芽衣さんは、そんな日々を大切に過ごしています。

子ども一人ひとりに丁寧に向き合える環境や、仲間と助け合いながら働ける保育園の雰囲気が、坂井さんの毎日を支えています。


保育士としての日々の仕事


坂井さんの一日は、早番や遅番などシフトシフトに合わせて一日がスタートします。登園対応から朝の会、主活動、給食、お昼寝、午後の活動へと子どもたちと過ごす時間が続きます。

子どもたちのお昼寝中には、連絡帳や活動日誌、安全点検、月案・個人月案の作成など事務作業を集中して行います。

「職員同士でシフトや担当を調整して、事務作業の時間を確保しています。個人情報保護などの観点から持ち帰り作業はできないので、残業を減らせる点がとても助かります」

午後の活動では、子どもたちの遊びや学びのサポートをしながら、日中の出来事を振り返り、保護者の方への報告や声かけも行います。こうして保育と事務をバランスよくこなしながら、子ども一人ひとりの成長を見守り、支える日々を過ごしています。


保育士をめざしたきっかけ

高校時代、将来の進路を考える中で、資格を活かす職業として保育士を検討しました。選択授業に保育があり、その実習を通して、子どもたちと関わる楽しさや、成長を間近で見守ることのやりがいを実感したといいます。

「幼稚園よりも少人数で、一人ひとりに丁寧に向き合える環境で働きたいと思ったんです。子どもたちの小さな変化や成長に気づき、それを一緒に喜べることが保育士の魅力だと感じました。それが保育園勤務を希望した理由です」

こうした経験を通して、子どもたちの成長を支えられる保育士になりたいという思いが強まり、進路を明確に決めるきっかけになりました。実習で感じた「子どもと向き合う喜び」と「関わることで得られる達成感」が、坂井さんの保育士への道を後押ししました。


にじいろ保育園を選んだ理由


園見学で訪れた「にじいろ保育園新丸子」の雰囲気に魅力を感じ、また、株式会社による運営ならではの給与面や管理体制の安定性、SV(スーパーバイザー)による手厚いサポート体制を知ったことで、長く安心して働ける環境であることを実感しました。

「園長やSVとの距離感も適切で、相談しやすい環境が整っているのも魅力的でした。安心して長く働けると感じました」

また、にじいろ保育園は広いエリアで展開しており、異動制度の仕組みが整っています。保育園の雰囲気だけでなく、制度面でもサポートが整っていることで、心から保育士の仕事に集中できる環境が整っているのです。


職場の雰囲気と人間関係

坂井さんが感じる職場の魅力のひとつは、あたたかく協力的な職場の雰囲気です。

「新しく入った先生も経験豊富で優しく、いつも笑顔で声をかけてくれます。園全体が明るく、職員同士の距離も近いので、気軽に相談できます」

年齢が近いことで、悩みや仕事の大変さを理解しやすく、男性保育士も同世代のため話が合いやすいといいます。保育士だけでなく、看護師や調理師とも仲が良く、ちょっとしたお土産を渡し合うなど、和やかで親しみやすい雰囲気があります。

坂井さんが働くこの保育園は小規模で連携もスムーズ。苦手な作業は得意な先生がカバーし、クラスを超えたサポートも自然に行われます。

「例えば2歳児クラスの運動会用の帽子作りで、私は縫い物が苦手でしたが、周りの先生に助けてもらい無事に準備できました。みんなで助け合いながら、楽しく仕事ができる保育園です」


「ありがとう」がもたらすやりがい

坂井さんにとって、保育士の仕事の大きなやりがいは、子どもや保護者の方からの「ありがとう」に触れられることです。

「日々の声かけや気づきが、子どもや保護者の方からの『ありがとう』につながると、とても励みになります」

例えば、子どもたちが自分で遊んだおもちゃを片付けたり、友だちを手伝ったりしたときに「ありがとう」と伝えると、子ども自身も達成感を感じ、自信を育むことができます。坂井さんは、こうした日常の小さなやり取りを通して、感謝の心や協力する気持ちを育てることを大切にしています。

「ゴミ拾いやちょっとしたお手伝いに対しても『ありがとう』を伝える習慣を大事にしています。子どもたちが自然に感謝の気持ちを言葉にできるようになると、日々の成長を感じられて、とても嬉しいです」


就職活動中の学生へのメッセージ

「最初は不安もあるかもしれません。でも、経験を重ねることで、自分の成長を実感できる瞬間が必ずあります。自分に合った職場を見つけて、得意なことや好きなことを活かしてください。子どもたちの成長をそばで見守り、保護者の方から『ありがとう』と言われる喜びは、保育士ならではのやりがいです」

坂井さんは、学生の皆さんに向けて、焦らず一歩ずつ経験を積むことの大切さと、自分の強みや思いを大切にして働くことの楽しさを伝えてくれました。

「初めは不安が大きくても、続けていくうちに必ずやりがいを感じられる瞬間があります。保育士として子どもたちの成長を支え、笑顔を共に喜べる日々を、ぜひ楽しみにしてください!」

※ 記載内容は2025年9月時点のものです

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