ライク株式会社

インタビュー

子どもたちの成長を一番近くで感じられる喜び

ライクキッズ株式会社 にじいろ保育園大泉学園南(2025年時点)
土屋 俊一郎さん

子どもたちの笑顔や成長に励まされながら、日々保育の魅力を感じている。そんな想いを語ってくれたのは、にじいろ保育園大泉学園南で3歳児クラスを担当する土屋俊一郎さん。 「正解がないからこそおもしろい」と話す言葉には、保育士としての誇りが満ちていました。



母親の影響から始まった保育士としての歩み

土屋さんが保育士をめざしたきっかけは、元保育士だった母親の影響でした。自宅で地域の子どもを預かることもあり、家の中にはいつも子どもの笑い声が絶えませんでした。

そんな環境の中で育った土屋さんにとって、「子どもと一緒に過ごす時間」はごく自然な日常の一部でした。

「その頃はまだ“保育士になりたい”とは思っていなかったんですが、子どもと遊ぶのが楽しいなという気持ちはずっとありました」

高校で進路を考える時期になり、自分が一番夢中になれることを振り返ったとき、幼い頃から感じていた“子どもと関わる喜び”が思い浮かんだといいます。その思いを胸に、社会福祉系の大学へ進学。社会福祉ついて幅広く学ぶ中で、子ども一人ひとりに寄り添う保育の奥深さを知りました。

実習で実際に子どもたちと関わる中で、「この仕事を一生の仕事にしたい」と感じ、保育士としての道を本格的に歩む決意を固めました。そしてライクキッズに入社し、憧れだった“子どもたちと一緒に成長する毎日”が始まりました。


遊びの中で育まれる笑顔と成長


これまで3歳から5歳までの幼児クラスを多く担当してきました。

「0・1歳児の担任はまだ経験がないんです。でも、活発な年齢の子どもたちと一緒に体を動かして遊ぶのはとても楽しくて、自分にも合っていると感じています」

現在は3歳児クラス・うみ組の担任。園庭に出ると、子どもたちが「先生、一緒に遊ぼー!」と元気いっぱいに駆け寄ってきます。

鬼ごっこや縄跳び、マラソンなど、体を使った遊びでは常に子どもたちの輪の中に入り、一緒に汗を流す土屋さんの姿があります。

「子どもたちは遊びの中で驚くほど成長していくんです。昨日できなかったことが、今日できるようになった瞬間を見られると、本当にうれしいですね」

子どもたちの笑顔に囲まれながら、日々の何気ないやりとりの中に成長の芽を見つけ、喜びを感じているそうです。

「一緒に笑って、汗をかいて、成長をそばで見られるのが何よりの喜びですね」


信頼関係を育む、保育の楽しさと喜び


「保育園はどうしても女性の先生が多い職場ですが、男性がいることで子どもたちの反応が少し違うと感じます。子どもたちは無意識かもしれませんが、男性保育士と遊ぶときは自然と活発になったり、挑戦的な遊びに興味を持ったりするんです。女性の先生とはまた違う関わり方で、子どもたちの世界がぐっと広がっていくのを感じます。また、子どもたちが力を使った遊びや動きの幅を安心して試せるのも魅力です」

一方で、女性が多い職場ならではの悩みもあったと土屋さんは振り返ります。

「最初の頃は、なかなか気軽に悩みを相談できず、どう話せばいいか迷うこともありました。男性保育士として職場に馴染めるか不安だったんです。でも、周りの先生方が声をかけてくれたり、業務の工夫を教えてくれたりと、あたたかく気にかけてくれたおかげで、今では小さなことでも何でも相談できるようになりました」

子どもとの関係づくりも同じです。

「最初はなかなか懐いてくれなかった子が、少しずつ心を開いてくれて、ある日『先生、一緒に遊ぼう』と笑顔で声をかけてくれたときは、心が通じた気がして本当に嬉しかったです。そういう瞬間を重ねることで、信頼関係が少しずつ築かれていくのを実感しています」


「先生、ありがとう」その言葉が明日の原動力に


「昨日できなかったことが、今日できるようになる。そんな子どもたちの小さな成長を間近で感じられるのが、保育士という仕事のいちばんの魅力です」

昨年、担任した子どもたちが小学校に上がり、夏休みに園を訪れてくれたこともありました。

「1年生になった姿を見て、『ああ、みんな大きくなったな』と感慨深かったですね。背も伸びて、声も少し大人びていて、でも遊ぶときはあの頃と変わらず元気いっぱいで。子どもたちの成長を肌で感じられる瞬間でした」

子どもたちの笑顔や、保護者の方からの「先生、ありがとう」という言葉。ちょっとした会話の中に込められた想いも、すべてが土屋さんの原動力になっています。

「そういう一つひとつの経験が、また次の日も全力で子どもたちと向き合おうという気持ちにつながります。保育士としてのやりがいを、毎日実感しています」


正解がないからこそおもしろい、保育士だから感じる喜び

「保育には正解がなく、毎日悩むこともあります。でも、子どもたちが『またやりたい!』と言ってくれるときや、昨日できなかったことが今日できるようになった姿を見ると、やっぱりこの仕事をしていてよかったと心から思います」

土屋さんのように、子どもと関わる楽しさを感じながら成長をそばで見守れるのは、保育士ならではの喜びです。

「男性保育士は少ないですが、その分園の中での絆も深まり、一緒に働く楽しさも大きいです。ぜひ一緒に、子どもたちの未来をつくる保育業界で働きましょう!」

※ 記載内容は2025年11月時点のものです

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